社会人英語日記

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可算名詞の「単数」について

どうも!英語を学ぶ社会人のリンです!今回は可算名詞の「単数」について、書いていきます。

英語の世界では、数えられる名詞(可算名詞)の場合、単数(一つ)か複数(2つ以上)かを区別する必要があります。今回は「単数」について詳しく説明します。

 

単数にはaをつける

I love a woman.「ある女性を愛しています」

上の例文のa womanのように「単数(一人)」の場合、aをつけます。aは「一つの」という意味で、「たくさんある中の一つ」という感覚です。

womanは「具体的な形がイメージできる名詞」なので、「数える名詞(可算名詞)」になります。可算名詞のwomanaをつけることで「たくさんいる中の、ある一人の女性が好きなんです」と伝えることができます。

ちなみにaは「冠詞」と呼ばれ、名詞の前に置く言葉です。英語の世界では、名詞の頭に王冠をかぶせるようなイメージになります。

 

ネイティブにとって単数は特別な数

ここで疑問に思う人もいるかも知れません。なんでI love woman.ではだめなのか。言い換えれば、単数に冠詞のaをつける理由は何でしょうか?

結論を言うと、単数に冠詞のaをつける理由はネイティブにとって単数は特別な数だからです。どんな数字でも一より上ならすべて複数になります。それに対して単数は一つしかありません。国の王様が一人であるように、一つしかない単数はネイティブにとって特別な数になります。

だから単数は特別であることを示すために冠詞をつけるのです。冠詞のaがないことは、王冠をかぶっていない王様のようなもので、ネイティブにとって不自然な言葉です。以上のことから、ネイティブにとって単数は特別な数だから、名詞(単数)の前には冠詞のaが必須となります。

以上で可算名詞の単数についての考え方について、説明を終わります。ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

参考文献

・『カラー改訂版世界一わかりやすい中学英語の授業』 株式会社KADOKAWA 関正生

・『すべての日本人に贈る「話すため」の英文法 一億人の英文法 』 株式会社ナガセ 大西泰斗/ポール・マクベイ